
初めまして、経営コンサルファームで中小企業支援を行ってきた元コンサルティング室長(中小企業診断士)の萩原です。
このサイトでは、資金繰り改善に関する実践的な情報をわかりやすくご紹介しています。
「apollostation PLATINUM BUSINESSの審査はどのくらい厳しいのだろう?」
「個人事業主でも審査に通るかが気になる」
「年会費が高いけど、使い勝手やプライオリティ・パスはどうなんだろう?」
apollostation PLATINUM BUSINESSカードは、ビジネスオーナーにとって非常に魅力的な特典が揃っていますが、審査のハードルが気になる方も多いでしょう。
実際、審査に通過するためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。
この記事では、審査基準やその流れ、そして年会費やプライオリティ・パスなどのメリットについて詳しく解説します。
- apollostation PLATINUM BUSINESSの審査基準と通過のための重要ポイント
- apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費と維持コストの特徴
- apollostation PLATINUM BUSINESSの解約方法と注意点
- apollostation PLATINUM BUSINESSのプライオリティ・パスのメリット
- apollostation PLATINUM BUSINESSのメリットとデメリット
- apollostation PLATINUM BUSINESSの口コミ評判まとめ
- apollostation PLATINUM BUSINESSはどんな人におすすめか?
- まとめ:apollostation PLATINUM BUSINESSで効率的にビジネス経費を管理
apollostation PLATINUM BUSINESSの審査基準と通過のための重要ポイント

apollostation PLATINUM BUSINESSは、法人や個人事業主向けのプラチナビジネスカードです。
審査基準が気になる方も多いでしょう。
審査を通過するためには、どのようなポイントを押さえるべきか理解しておくことが重要です。
このセクションでは、審査で重視される要素や、申請に必要な情報について詳しく解説します。
審査で重視される要素は何か?
apollostation PLATINUM BUSINESSの審査に通過するためには、信用情報や収入が大きな影響を与えることが一般的です。
個人与信での審査が行われるため、法人としての実績が少ない場合でも、個人の信用力が重視されるのが特徴です。
また、カードの利用限度額は審査を基に個別に設定されるため、利用希望額も審査結果に影響を与えます。
個人与信の仕組みと審査の流れ
apollostation PLATINUM BUSINESSの審査では、個人与信が用いられるため、個人のクレジットヒストリーや支払い履歴が重要になります。
申請者の過去のクレジットカードやローン利用履歴、現在の負債状況が考慮され、特に延滞や滞納がないかがチェックされます。
個人事業主や開業直後の事業者にとって、法人の実績がまだ十分でない場合でも、個人の信用力をもとに審査が進むため、個人与信の重要性が高いのです。
審査の流れは、まずオンラインで申し込みを行い、その後必要書類を提出します。
本人確認書類や口座情報など、基本的な情報が審査され、決算書や登記簿謄本は不要です。
審査結果は通常数日で通知され、その後、カードが発行されます。
なお、審査に通過した場合でも、希望する限度額がそのまま適用されるとは限らないため、利用開始前に確認が必要です。
登記簿謄本・決算書が不要な理由
apollostation PLATINUM BUSINESSでは、登記簿謄本や決算書の提出が不要です。
これは、カードの審査が個人与信に基づいているためです。
法人の経営状態よりも、申請者個人の信用力が審査基準となるため、煩雑な書類準備が省略され、申し込み手続きが簡便化されています。
このため、法人の実績が少ない場合でも、個人事業主としての信用力を評価されやすく、開業直後でも申し込みが可能となっています。
apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費と維持コストの特徴

年会費はビジネスカードを選ぶ際に大きな考慮ポイントとなります。
apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費は他のカードと比較して高めですが、特定の条件を満たすことで年会費を無料にすることが可能です。
このセクションでは、年会費の設定と無料になる条件、また他社カードとのコスト比較について詳しく見ていきます。
年会費の設定と無料になる条件
apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費は22,000円(税込)と比較的高額に設定されていますが、年間の利用額が300万円を超えると、翌年度の年会費が無料となります。
このため、ビジネス経費としてカードを頻繁に利用する企業や事業者にとっては、実質的に年会費を負担する必要がなくなる可能性があります。
また、追加カードの発行も9枚まで無料で行えるため、従業員がいる場合でも複数枚のカードを発行して、経費の管理を効率化することができます。
さらに、プライオリティ・パスが無料で付帯していることも、年会費の価値を高める大きな要素です。
他社カードとの年会費比較
他のビジネスカードと比較すると、apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費はやや高めですが、その代わりに提供されるサービスや特典が充実しています。
特に、プライオリティ・パスが無料で付帯する点や、追加カードの発行が無料である点は、他社のプラチナビジネスカードには見られない大きなメリットです。
一方で、他社カードでは年会費が1万円程度で設定されているものもあり、特典内容を重視するか、コスト重視で選ぶかは利用者のニーズによって異なります。
以下に、apollostation PLATINUM BUSINESSと他社カードの年会費や主な特典を比較した表を示します。
カード名 | 年会費 | プライオリティ・パス | 追加カード | その他特典 |
---|---|---|---|---|
apollostation PLATINUM BUSINESS | ¥22,000 | 無料(プレステージ会員) | 9枚まで無料 | サイバー保険、コンシェルジュ |
他社Aビジネスカード | ¥11,000 | 付帯なし | 有料発行 | 旅行保険、ラウンジ利用 |
他社Bビジネスカード | ¥5,500 | 付帯なし | 3枚まで無料 | 海外旅行保険、ショッピング保険 |
apollostation PLATINUM BUSINESSの解約方法と注意点

ビジネスカードを利用している中で、状況の変化により解約を考えることもあるかもしれません。
apollostation PLATINUM BUSINESSの解約手続きは簡単ですが、解約前に確認すべき注意点があります。
このセクションでは、解約の流れと、ポイントや特典の扱いについて詳しく解説します。
解約手続きの流れと必要な準備
apollostation PLATINUM BUSINESSの解約手続きは、カード発行会社である出光クレジット株式会社の専用窓口に連絡することで進められます。
解約手続き自体は、電話1本で完了するため簡単ですが、解約の前にいくつかの準備が必要です。
まず、解約を行う前に、未払いの利用残高がないことを確認することが重要です。
解約時に未払いが残っていると、手続きがスムーズに進まない可能性があります。
次に、解約するカードに付帯している追加カードやETCカードも同時に解約されるため、これらのカードを利用している従業員などに事前に通知しておくことが大切です。
解約時のポイントや特典の扱い
apollostation PLATINUM BUSINESSカードを解約すると、未使用のポイントや、プライオリティ・パスなどの特典はすべて失効します。
特に、貯めたポイントが解約後に使えなくなるため、解約前にポイントを使い切ることを強くおすすめします。
ショッピングの割引や商品交換などに利用できる永久不滅ポイントは、ビジネス経費で貯まりやすいため、無駄にしないよう注意しましょう。
また、プライオリティ・パスなどの特典も同様に解約と同時に利用できなくなります。
頻繁に出張をするビジネスユーザーにとっては、プライオリティ・パスは大きなメリットの1つなので、解約後に代替のカードやサービスを利用することも検討すべきです。
apollostation PLATINUM BUSINESSのプライオリティ・パスのメリット

apollostation PLATINUM BUSINESSの大きな特典の1つとして、プライオリティ・パスが挙げられます。
プレステージ会員として世界中の空港ラウンジを無料で利用できるこの特典は、特に海外出張が多いビジネスパーソンにとって非常に便利です。
このセクションでは、プライオリティ・パスの詳細と、そのメリットを見ていきます。
プライオリティ・パスの特典と利用できる施設
プライオリティ・パスは、世界140カ国以上、600を超える都市で1,300以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービスです。
apollostation PLATINUM BUSINESSには、最も充実したプレステージ会員が無料で付帯されているため、出張や旅行時に追加の費用を払うことなく、これらのラウンジを自由に使うことができます。
ラウンジでは、Wi-Fiの利用、食事や飲み物の提供、ビジネス作業用スペースなどが完備されているため、フライト前の待ち時間を快適に過ごすことができます。
また、一部のラウンジでは、シャワーや仮眠室なども利用できるため、長時間のフライト前後にリフレッシュすることも可能です。
ビジネス利用におけるプライオリティ・パスの活用法
ビジネスパーソンにとって、プライオリティ・パスはただの旅行の快適性を向上させるツールではありません。
空港ラウンジでの静かな作業環境は、フライト前にビジネス作業を進めたい時や、クライアントとのやり取りを行う際に役立ちます。
特に、急ぎのビジネス対応が必要な場合、ラウンジ内のインターネット環境を活用して、効率的に業務を進めることができます。
さらに、プライオリティ・パスは国内外でのビジネス移動が頻繁な場合、ラウンジの無料利用によって経費削減にもつながります。
通常、空港ラウンジを利用する際には1回あたり数千円の利用料がかかりますが、プライオリティ・パスを持っていれば、無制限に無料でラウンジを利用できるため、長期的には大きなコストメリットが生まれます。
apollostation PLATINUM BUSINESSのメリットとデメリット

apollostation PLATINUM BUSINESSは、ビジネスに役立つ多くの特典がある一方で、利用する際に注意すべきデメリットもあります。
このセクションでは、メリットとデメリットを整理し、総合的な評価を行います。
メリット:高還元率やビジネス優待サービス
apollostation PLATINUM BUSINESSの最大のメリットは、還元率の高さです。
ビジネス支出を通じて、基本の還元率0.8%、海外での利用では1%のポイントが貯まります。
さらに、貯まったポイントは有効期限がないため、ビジネスの状況に応じて柔軟に使うことができます。
また、追加カードを無料で9枚まで発行できる点は、従業員やビジネスパートナーとの経費管理を効率化するために非常に便利です。
これにより、各メンバーが経費を一元管理し、透明性を持たせることが可能です。
さらに、プライオリティ・パスやサイバー保険、24時間365日のコンシェルジュサービスなど、ビジネスをサポートする優待サービスが豊富に揃っています。
デメリット:マイル還元率や旅行保険の限界
一方で、デメリットとして挙げられるのは、マイル還元率が低い点です。
ビジネスカードとしては、ポイント還元率は高いものの、マイルを重視しているユーザーにとっては他社カードと比較して不利な点があります。
また、旅行保険が自動付帯ではなく利用付帯であることも、海外出張が多いビジネスユーザーにとってはデメリットと感じるかもしれません。
利用付帯の場合、出張時に航空券や宿泊費をカードで支払わないと保険が適用されないため、常にカードを利用することが求められます。
apollostation PLATINUM BUSINESSの口コミ評判まとめ

apollostation PLATINUM BUSINESSは、その特典やサービスがビジネスオーナーにとって魅力的な選択肢である一方、実際の利用者の声を確認することで、具体的なメリットやデメリットをより深く理解することができます。
このセクションでは、良い口コミと悪い口コミの両方を紹介し、総合的な評判をまとめます。
良い口コミ3選
「プライオリティ・パスが無料で使えるのは大きなメリットです。海外出張が多いので、空港ラウンジで快適に過ごせるのが嬉しいですね。ラウンジで作業ができるので、フライト前に仕事を進めることも可能です。年会費はやや高めですが、出張の多い人には十分に価値があります。」
「年会費は無料にならないかと考えていたのですが、年間300万円以上の利用で翌年度の年会費が無料になる点は助かっています。さらに、ビジネス経費や税金の支払いでもポイントが貯まるため、効率的にポイントを活用できています。追加カードも無料で発行できるのは非常に便利です。」
「個人事業主としてapollostation PLATINUM BUSINESSを利用しています。申し込みの際に登記簿謄本や決算書が不要だったので、開業したばかりでも問題なく審査に通過できました。特にポイントが貯まりやすく、経費削減に役立っているのが嬉しいですね。ポイントの有効期限がないのも長期的なメリットです。」
悪い口コミ2選
「年会費が¥22,000と高めなので、使いこなせないとコストがかかるだけに感じます。プライオリティ・パスが付いているものの、出張の頻度が少ないとこのメリットはあまり活かせません。また、マイル還元が弱いので、旅行重視の方には物足りないかもしれません。」
「旅行保険が自動付帯ではなく利用付帯なのは少し面倒ですね。カードで出張費を支払わないと保険が適用されないので、他のカードと比較して不便に感じることがあります。頻繁に利用する人には問題ないかもしれませんが、私の場合はあまりメリットを感じませんでした。」
口コミの総評と実際の使用感
口コミを総合すると、apollostation PLATINUM BUSINESSは特に海外出張が多いビジネスパーソンや、ビジネス経費を多く支払う法人にとって高い評価を受けていることがわかります。
特に、プライオリティ・パスの無料付帯や、年会費が利用額に応じて無料になる仕組みは、多くのユーザーにとってメリットです。
一方で、年会費が高めに設定されているため、出張が少ない方や、ポイントやマイルを旅行目的で使いたい方にはやや不向きな面も指摘されています。
また、保険の利用付帯という点も、他社カードと比較した場合に不便と感じる方がいるようです。
全体的に見ると、出張や経費支払いが多い中小企業や個人事業主には最適なカードと言えるでしょう。
特に、プライオリティ・パスを利用する機会が多い方にとっては、年会費以上の価値を見出すことができるカードです。
apollostation PLATINUM BUSINESSはどんな人におすすめか?

apollostation PLATINUM BUSINESSは、その特典や機能を最大限活かすことで、ビジネス運営に非常に役立つカードです。
ここでは、どのような方に特におすすめかを具体的に見ていきます。
法人経費や税金支払いでポイントを活用したい人
apollostation PLATINUM BUSINESSは、法人経費や税金の支払いでもポイントが貯まるため、経費の支払いを効率化しつつ、ポイントを有効活用したい方におすすめです。
還元率0.8%と高く、海外利用では1%のポイントが付与されるため、経費が多い法人や個人事業主は、日々の支出でしっかりとポイントを貯めることができます。
特に、税金や高額なビジネス支払いを定期的に行う方にとって、このカードのポイント制度は大きなメリットとなるでしょう。
また、追加カードが9枚まで無料で発行できるため、従業員の経費管理もスムーズに行えます。
プライオリティ・パスを頻繁に利用するビジネスパーソン
apollostation PLATINUM BUSINESSは、プライオリティ・パスが無料で付帯しているため、海外出張が多いビジネスパーソンに特におすすめです。
ラウンジを無料で利用できることで、フライト前の待ち時間を有効に活用することができ、ビジネス対応の効率を高めることができます。
また、ラウンジでのリラックスや食事の提供に加え、ビジネス作業用のスペースも提供されているため、フライト前や乗り継ぎの時間を快適に過ごすことができます。
頻繁に出張をする方にとって、この特典は非常に価値が高いと言えるでしょう。
まとめ:apollostation PLATINUM BUSINESSで効率的にビジネス経費を管理
apollostation PLATINUM BUSINESSは、ビジネス経費の管理を効率化し、様々な特典を活用できる優れたビジネスカードです。
年会費はやや高額ですが、特典やサービスをフルに活用することで、十分に元を取ることができます。
特に、プライオリティ・パスや高還元率のポイント制度は、法人経費を最大限に活用したい方にとって大きなメリットです。
出張が多く、空港ラウンジを利用したいビジネスパーソンや、経費支払いを通じてポイントを貯めたい事業者にとって、このカードは非常に価値のある選択肢となるでしょう。